フェチ映画

 映画の細かい共通点から勝手にジャンルをつくり、フェチ別(趣味趣向別)におすすめの映画を紹介します。

苦手な人も楽しめる!【見せ方や設定が特殊な恋愛映画】

(500)日のサマー (吹替版)

~見せ方や設定が特殊な恋愛映画とは~

 普通の恋愛映画じゃもの足りない。何か興味を引く設定や仕掛けがほしい。たとえば時系列がバラバラだったり、重力が逆の世界が舞台だったり。そんな工夫がくわわった恋愛映画。

 恋愛映画が苦手な人や、普段あまり観ない人もハマりやすい。

 今回は、そんな映画を探している【見せ方や設定が特殊な恋愛映画】フェチのためにおすすめの映画を選びました。

※「フェチとかフェチズムって何?」と気になる人は、このブログについてを読んでみてください。

【見せ方や設定が特殊な恋愛映画】フェチにおすすめの映画

 特殊な設定や、変わった見せ方をしている作品ほどフェチズム度のを多くしています。

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それでは、紹介していきます。

まずは、こちらっ!

1.『スライディング・ドア』

1998年 99分
監督:ピーター・ホーウィット
出演:グウィネス・パルトロウ、ジョン・ハンナ

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 地下鉄に乗れた場合と乗れなかった場合で、女性の運命が分岐するラブストーリー。

あらすじ 

 作家志望の彼氏を養う女性ヘレン。ある日、彼女は会社をクビになる。その帰り道、発車寸前の地下鉄に乗ろうと彼女は急ぎ・・・。

 ここで【電車に乗れた場合】と【乗れなかった場合】で物語が分岐します。

【電車に乗れた場合】

 ヘレンは電車の中でジェームズという男に声をかけられる。自分には彼氏がいると伝えて断るヘレン。その後、予定より早く家に帰ったせいでヘレンは彼氏の浮気現場を目撃してしまう。

 アパートを飛び出しバーへ入ったヘレンは、そこでジェームズと再会する。これをきっかけに、ヘレンはジェームズに惹かれていく・・・。

【電車に乗れなかった場合】

 タクシーで帰ろうとしたヘレンは、ひったくりに遭いケガをする。ヘレンが病院に寄って帰ったので、彼氏は浮気の痕跡を隠す余裕があった。なのでヘレンは彼氏の浮気に気づかずに付き合いがつづく・・・。

おすすめするポイント 

 電車に乗れるか乗れないかで分岐するという設定が魅力的。交互にストーリーが語られていくので混乱するかもしれませんが、ヘレンの髪型などに注目すればわかるようになっています。

 どちらが彼女にとっていい選択だったのか? 交互に語られる分岐した物語の結末はどうなってしまうのか!? というふうに、どこかサウンドノベルゲームに通じるおもしろさがある映画です。

2.『500日のサマー』

2009年 96分
監督:マーク・ウェブ
出演:ジョセフ・ゴードン、ズーイー・デシャネル、ジェフリー・エアンド

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 青年が恋人と過ごした500日をシャッフルした時系列でたどるラブストーリー。

あらすじ

 メッセージカードの会社で働くトム。彼は少女漫画のヒロインのように運命の出会いを信じていた。ある日、彼の職場にサマーという魅力的な女性がやってくる。

 トムはサマーに一目惚れ。そして、偶然2人は同じエレベーターに乗り合わせる。トムが聴いていた音楽に興味をしめしたサマーが声をかけ、二人の交流がはじまる。

 こうして真実の愛を信じるトムの前に運命の女性が現れた。しかし、理想を求めるトムに対してサマーは愛など信じない現実的でドライな性格だった・・・。

おすすめするポイント

 ラブストーリーに時系列をシャッフルする演出を取り入れた見せ方のおもしろい映画。トムとサマーの関係は少女漫画の逆バージョンといった感じで、サマーの行動はイケメンキャラっぽさがあります。

 時系列がシャッフルされているので、この先どうなるかはある程度わかります。けれども、その演出のおかげでトムの思い出をいっしょにたどっている感覚が味わえます。

3.『愛しのローズマリー』

2001年 113分
監督:ファレリー兄弟
出演:ジャック・ブラック、グウィネス・パルトロウ

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★

どんな映画か一文で

 外見のいい女性ばかり追いかけていた男が、催眠術をかけられ内面のきれいな女性なら誰でも美人に見えてしまうようになる話。

あらすじ 

 外見のいい女性ばかりを好きになってしまうハル。ある日、彼は催眠術をかけられ内面の美しい女性なら、どんな見た目でも美人に見えるようになってしまう。

 街でローズマリーという、とびきりの美人とすれ違ったハルはさっそく声をかける。しかし「美しい」、「スレンダーだ」などのハルの褒め言葉が彼女を傷つけてしまうのだった。

 ハルにはそう見えていても実際、彼女はスレンダーの範ちゅうを優に超える体重3ケタの巨体なのだ。そうとは知らずに猛アピールをつづけるハル。

 彼は人の内面を愛せるようになるのか!?

おすすめするポイント

 単純に見れば、人は中身が大事だという感想を抱く映画。しかし、心がキレイな人が美人に見えるという設定には、いろんな皮肉が込められている気がします。

 ハルの視点と周りの視点とのちがいを見せるギャグがおもしろい。

4.『アップサイドダウン 重力の恋人』

2012年 109分
監督:ファン・ソラナス
出演:ジム・スタージェス、キルスティン・ダンスト

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 身分も重力の方向も違う世界に住む二人の男女が互いにひかれ合い、恋に落ちる話。

あらすじ 

 互いに逆方向の重力を持つ、双子の惑星が舞台。

 貧困層が暮らす惑星に住む青年アダム。彼は幼いとき、富裕層が暮らす惑星からきた少女エデンと恋に落ちた。しかし、重力が違うふたつの惑星の交流はかたく禁じられていたので、二人の仲は引き裂かれる。

 そして現在、テレビでエデンの姿を見かけたアダムは再び彼女に会うためにトランスワールド社への入社を決意する。そこはふたつの惑星をつなぐ場所であり、エデンの働く場所でもあった。

 ついに、アダムはエデンと再会を果たすのだが・・・。

おすすめするポイント 

 なんといっても設定が面白い映画。重力はその惑星で生まれた物質に働くという設定があり、ちがう惑星のものは逆の重力を持っています。つまり、二人の恋の最大の障害は重力なのです。

 この映画が気に入った人は、設定が似ている『サカサマのパテマ』もおすすめです。逆の重力をもつ少年と少女のボーイミーツガールを描いたアニメ映画です。

サカサマのパテマ(Amazonで詳細を見る)

5.『50回目のファーストキス』

2004年 99分
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア

おすすめ度 ★★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 新しい記憶が1日しか持続できない女性と、彼女を好きになったプレイボーイのラブストーリー。

あらすじ 

 プレイボーイのヘンリーは偶然カフェで見かけた女性、ルーシーに恋をする。意気投合した二人は明日もカフェで会う約束を交わした。

 しかし翌日、ルーシーの態度はなぜかよそよそしいものだった。そのうえ、ヘンリーのことをまったく覚えていないのだ。

 困惑するヘンリーはルーシーの秘密を知る。実は彼女には記憶障害があり、眠るとその日のできごとを忘れてしまうのだった。

 本気で惚れたヘンリーは、あきらめずにルーシーに猛アタックする。もし、彼女が振り向いたとしても1日たてば二人の関係はまたゼロから。それでも彼はルーシーを愛そうとするのだが・・・。

おすすめするポイント 

 日本版のリメイクが決まっている人気作。アダム・サンドラーが出ている映画はコメディと油断させて泣かせにくるものが多いのでご用心。

この映画にふくまれるその他のフェチズム要素 
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リンク先のページで似たような映画を探せます

6.『ワン・デイ 23年のラブストーリー』

2011年 108分
監督:ロネ・シェルフィグ
出演:アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 男女二人の23年にわたるラブストーリーを7月15日だけに注目してつむいでいく映画。

あらすじ

 マジメで一途な女性エマと自由奔放な恋多き男性デクスターの物語。

 1988年7月15日。大学の卒業式のあと、エマは好意を抱いていたデクスターと初めて会話する。二人は意気投合し、お互いに惹かれ合う。しかし、二人は恋人関係にならずに親友のままでいることを選んだ。

 エマはデクスターへの想いを隠して、作家になる夢を追いかける。一方デクスターはテレビ業界で活躍する。

 そして、ある年の7月15日。エマはデクスターから他の女性と結婚することを打ち明けられる・・・。

おすすめするポイント

 二人の23年間を特定の日(7月15日)だけに注目して描いた、見せ方のおもしろい映画。なのでテンポがいいです。

 のこりの364日は描かれていませんが、7月15日からただよってくるので想像することができます。

7.『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』

1995年 105分
監督:リチャード・リンクレーター
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★

どんな映画か一文で

 列車で知り合った二人の男女が夜明けまでウィーンの町を歩き、語り合い、ともに過ごす恋愛映画。

あらすじ 

 アメリカ人の大学生ジェシーはウィーンへ向かう長距離列車の中でセリーヌと出会う。ジェシーは失恋したばかりだったが、会話をするうちにセリーヌに惹かれ、彼女と心が通い合うのを感じる。

 しかし時間は過ぎ、目的地のウィーンが近づく。ここで別れれば二度と会えないと思ったジェシーは「夜明けまでウィーンの街を歩かないか」と彼女をさそう。

 彼女はジェシーの申し出をこころよく受け入れた。こうしてジェシーとセリーヌの一夜だけのデートがはじまる。期限は明日の夜明けまで・・・。

おすすめするポイント

 偶然、出会った男女の半日間を描いた恋愛映画。上映時間のほとんどは二人がしゃべっているだけなのに、その会話がとても面白くて飽きません。それから夜明けまでのタイムリミットがあることによって話が盛り上がります。

 シリーズなので気に入った方は『ビフォア・サンセット』と『ビフォア・ミッドナイト』もおすすめです。

ビフォア・サンライズ/サンセット/ミッドナイト(Amazonで詳細を見る)

この映画にふくまれるその他のフェチズム要素

まとめ

 今回は【見せ方や設定が特殊な恋愛映画】のおすすめを7本紹介しました。新たに見つけたり、思い出したりすれば追記していく予定です。

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最後まで読んでくれて感謝です