フェチ映画

 映画の細かい共通点から勝手にジャンルをつくり、フェチ別(趣味趣向別)におすすめの映画を紹介します。

【わけあってモンスターと一緒】にいる展開のおすすめ映画を紹介!

ミザリー(特別編) [DVD]

~わけあってモンスターといっしょにいる展開とは~

 モンスター(危険人物など)が近くにいるにもかかわらず、わけがあって逃げ出せない。そのうえ、モンスターのごきげんを伺いながら行動をともにしなければならない展開。

 緊張感のある状況が多く、常にハラハラさせてくれるのが魅力。モンスターとのあいだに信頼関係や友情が芽生えるといったパターンもある。

 そんな、わけあってモンスターといっしょにいる展開に興奮してしまう人たち、通称【わけあってモンスターといっしょ】フェチに向けておすすめ映画を紹介します。

【わけあってモンスターといっしょ】フェチにおすすめの映画

 フェチズムを刺激してくれる二つのポイントは、【魅力的なモンスター】と【いっしょにいる(逃げられない)理由】です。

 なので、これらの要素が強い映画ほどフェチズム度のを多くしています。

※「このブログで言ってるフェチとかフェチズムって何?」と気になる人はこのブログについてで説明しているので暇なら読んでやってください。

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それでは、紹介していきます。

まずは、こちらっ!

1.『ミザリー』

1990年 108分
監督:ロブ・ライナー
出演:キャシー・ベイツ、ジェームズ・カーン

おすすめ度 ★★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 人気小説『ミザリー』の熱狂的なファンが、結末を自分好みに書き換えさせるために作者を自宅に監禁する話。

あらすじ 

 主人公は売れっ子作家の ポール・シェルダン。彼は山奥の別荘で人気小説『ミザリー』シリーズの最新作を書き上げた帰り、雪道で車がスリップして崖から転落する。

 横転した車の中から意識を失ったポールを助け出したのは『ミザリー』シリーズの熱狂的なファン、アニーだった。彼女はケガで身動きができないポールを自宅に連れ帰り看病をはじめる。

 ところが、アニーはポールが持っていた『ミザリー』の原稿を読んで態度を豹変させる。そして、小説の結末が気にくわなかったアニーはポールを監禁し、書き直しを要求するのだった。

 アニーのご機嫌をうかがうしか生きるすべがないポール。逃げたくても逃げられず、彼は【わけあってモンスターといっしょ】にいるハメになるのだが・・・。

おすすめするポイント

 ミザリーシリーズの熱狂的なファン、アニーが本作のモンスターです。機嫌をそこねたら何をされるかわからないという恐怖。危険な人物を頼らなければ何もできないという状況が、我々のフェチズムを刺激してくれます。

 ポールの行方を捜す保安官の視点でも語られるので、助けがくるのか来ないのか!? といったハラハラ感もプラスされます。

この映画にふくまれるその他のフェチズム要素 
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上のリンク先でミザリーと共通点のある映画を探せます

2.『プリズン211』

2009年 110分
監督:ダニエル・モンソン
出演:ルイス・トサル、アルベルト・アンマン、アントニオ・レネシス

おすすめ度 ★★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 暴動に巻きこまれて刑務所に取り残された新人看守が、囚人のフリをして生き延びようとする話。

あらすじ

 主人公は刑務所の新人看守フアン・オリベル。刑務所の下見をしている最中、天井から剥がれ落ちた瓦礫が頭に直撃し、彼は失神する。

 同僚たちは意識を失ったフアンを空き室になっている独房に寝かせた。だが、不運なことに刑務所内で暴動が起こり、看守たちはフアンをのこして脱出してしまうのだった。

 一方、独房の中で意識を取りもどしたフアンは「ここはどこ? 私は誰?」状態。ここは独房。私は看守。周りは暴れる囚人だらけ。身の危険に気づいたフアンは囚人のフリをすることを思いつく。

 演技が上手かったせいかフアンは囚人たちのボス的存在、マラマドレに気に入られてしまう。看守だとバレれば命はない。こうしてフアンは【わけあってモンスターといっしょ】にいるハメになるのだが・・・。

おすすめするポイント

 本作のモンスターはマラマドレをふく凶暴な囚人たち。刑務所なので逃げられない。まわりは囚人だらけで正体がバレれば命はないという状況がゾクゾクするほど興奮させてくれます。

 モンスターとのあいだに友情というか信頼関係が芽生えたりするのも、この映画のみどころです。

この映画にふくまれるその他のフェチズム要素 

【人違い・なりすまし】

3.『コラテラル』

2004年 120分
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★

どんな映画か一文で

 たまたま乗せた客が殺し屋だった、不運なタクシー運転手の話。

序盤のあらすじ

 タクシーの運転手マックスが主人公。ある夜、彼のタクシーに白髪の男ヴィンセントが乗車してくる。ヴィンセントに600ドルで一晩タクシーを貸し切りたいと頼まれ、マックスは仕方なく引き受ける。

 しかし、それが災難のはじまりだった。最初の目的地でヴィンセントの帰りを待っていると、落下してきた何かがタクシーのフロントガラスに直撃する。なんと、それは人の死体だった。

 驚愕するマックス。もどってきたヴィンセントは「殺したのはオレだ」とあっさり自分が殺し屋であることを打ち明ける。そして彼は残りの仕事にも付き合えとマックスをおどすのだった。

 逃げたくても逃げられず、こうしてマックスは【わけあってモンスターといっしょ】にいるハメになるのだが・・・。

おすすめするポイント

 麻薬組織に雇われた凄腕の殺し屋のヴィンセントが本作のモンスター。なぜタクシーを利用するのかは謎だが、話の都合上そうなっているだけなのでツッコんではいけない。

 タクシーという密閉された空間に殺し屋と二人きり。断ればマックスだけでなく、彼の愛する人たちも危険にさらされるという状況がフェチズムを刺激してくれます。

4.『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』

2012年 127分
監督:アン・リー
出演:スラージ・シャルマ

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★★

どんな映画か一文で

 船が沈没してしまい、小さな救命ボートでトラといっしょに227日漂流した少年の話。

あらすじ

 インドで動物園を経営していたパイ一家。パイが16歳のとき経済的な理由で動物園を畳んでカナダに移住することになる。

 カナダへの航海の途中、不運にもパイと動物たちを乗せた貨物船は嵐にみまわれ太平洋に沈没。パイはなんとか救命ボートにしがみついて生きながらえた。そこにはパイと同じく生きながらえたものたちの姿があった。

 しかし、それは人ではなくシマウマ、オランウータン、ハイエナ、そしてリチャードパーカーと呼ばれる凶暴な虎だった。ろくに食べるものもなく、動物たちは共食いをはじめ、やがてパイと虎だけに。

 ここは太平洋のど真ん中。逃げたくても逃げられない。こうしてパイは【わけあってモンスターといっしょ】に漂流するハメになるのだが・・・。

おすすめするポイント

 空腹状態のベンガル虎、リチャード・パーカーが本作のモンスターです。救命ボートには虎。そのうえ、太平洋のど真ん中でサバイバル生活をしなければいけない、極限状態てんこ盛りの映画です。

 結末は意外な方に向かうので観たあとはネットで考察や感想を調べると、もっとたのしめます。 

5.『10クローバーフィールド・レーン』

前作『クローバーフィールド HAKAISHA』と直接的なつながりはないので今作から見てもだいじょうぶです。

2016年 103分
監督:ダン・トラッテンバーグ
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョングッドマン

おすすめ度 ★★★★
フェチズム度★★★★

どんな映画か一文で

 気がつくと地下シェルターに監禁されていた女性がシェルターから脱出しようとする話。

序盤のあらすじ

 ミシェルは車で国道を走っている最中、とつぜん飛び出してきた車と衝突して意識を失う。目を覚ますと彼女は何者かに監禁されていた。

 しかし、不思議なことにミシェルを監禁している男ハワードは、なぜか妙に紳士的で手を出してくる気配もない。ただ、ミシェルが外に出ることだけは絶対に許そうとしないのだった。

 外に出たいと懇願するミシェルにハワードは説明する。「外は核兵器か何かの攻撃に遭い、大気が汚染されているから危険だ」と。

 信じられないミシェルはシェルターから脱出しようする。しかし、扉には鍵がかかっていた。そのうえ、外には・・・。

 こうしてミシェルは【わけあってモンスターといっしょ】に生活することになるのだが・・・。

おすすめするポイント

 本作のモンスターは地下シェルターにこもって暮らしている初老の男、ハワード。そんなハワードと家族ごっこ的な暮らしをしなければいけない状況に興奮する人も多いはず。

 ハワードのいっていることが本当なのかウソなのか観ている側も翻弄されます。ウソだという証拠が出てきたかと思えば、やっぱり本当かもと思わせる展開がくり返されるので飽きずに観られます。

この映画にふくまれるその他のフェチズム要素 

【疑心暗鬼】【監禁】

6.『トレーニングデイ』

2001年 120分
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、スコット・グレン

おすすめ度 ★★★★★
フェチズム度★★★

どんな映画か一文で

 新人警官がパワハラ悪徳警官の悪事に巻きこまれる話。

あらすじ

 新人警官のジェイクは麻薬捜査課され、ベテランのアロンゾのもとで一日訓練を受けることになる。

 刑事になりたくて張り切るジェイクにアロンゾはパワハラをくり返す。麻薬を無理やり吸わせたり、犯罪に荷担させようとしたり。

 実は、アロンゾの正体はギャングや売人とつながりのある悪徳警官だった。私腹を肥やすために違法行為に手を染めるアロンゾにジェイクは反発する。

 こうしてジェイクは【わけあってモンスターといっしょ】にいるハメになるのだが・・・。

おすすめするポイント

 正義に燃える新人警官と、正義だけでは悪に対抗できないことを知り、腐っていった

ベテランとの対立が見どころ。

 悪徳警官アロンゾが両手に持った銃をごりごり押しつけてチンピラを脅すシーンが超こわいです。

まとめ

 今回は【わけあってモンスターといっしょ】にいる展開のおすすめ映画を6本紹介しました。他にも思い出せば追記していく予定です。

【その他のフェチズム要素】がふくまれている映画はリンクでも共通点のある作品を紹介しているので、よかったら見てやってください。

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 最後まで読んでくれてありがとうございます